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(講演録)子どもたちと一緒にネット・スマホに向き合うために

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#本ページは、三重県桑名市の「スマホおやすみ運動推進協議会」(桑名市PTA連合会・桑名青年会議所・桑名市青少年育成市民会議・桑名市教育委員会・桑名市)の広報チラシに収録された、2018年12月1日の講演録(文字起こし・抜粋・要約は事務局によるもの)を、同協議会事務局の許諾を得て再録したものです。


"サードステージ"アドバイザー講演録<抜粋・要約>

「子どもたちと一緒にネット・スマホに向き合うために」
平成30年12月1日(土)
ピットクルー株式会社インターネット利用者行動研究室 室長 高橋 大洋 さん

なぜ私たちはスマホとかパソコンとかネットを子どもたちに触らせているのか
 OECDという国際団体は、21世紀という時代は3つの特徴があると言っています。一つは、非常に複雑な社会ということ。誰かに言われたとおりにやっていれば一生幸せという時代は終わった。自律的に、自分で考え、実行できる、行動できるということが大切な時代だと。二つ目は、いろんな人たちが混ざり合っているということ。そうなると、まったく知らない異質な集団の中で交流する力がないとうまくやっていけない。他の人のことがよくわかるとか、一応の人間関係が作れるとか、そういう力が非常に大切な時代だと。三つ目は、知識とか技術がどんどんすごい勢いで進んでいく社会ということ。ネットは日進月歩、5年前と10年前と今じゃまったく違う。そんな社会では、相互作用的に、ただの一方通行じゃなく、道具をうまく使える力が大切な時代だと定義しています。

 学校の学習指導要領や大学入試が大きく変わる根拠もここにあります。小学校の授業参観に行くと、昔と全然雰囲気が違う。どんどん質問して相互に活発に対話するのが当たり前になっています。その中で、「インターネットや情報機器をうまく活用できるような力を」ということから、学校ではインターネットにつながるパソコンを備え、その使い方や知識を教えます。でもそれだけではうまくできるようにはならない。そこで「その経験をちょっとずつ家で積ませたいから、”気をつけてでも”インターネットを使おう」ということが大前提となるわけです。

子どもたちに本当に必要な力はついていない
 子どもたちは、ぱっとゲーム機を渡されたらどんどん使います。スマホだって渡したら5分ぐらいで何でもやってできるようになる。ところが…