プロフィール
人とデジタルのあいだで起きる失敗を、本人の意識や姿勢のせいにせず、人の心理と、それを増幅する仕組みの両面から捉え直す——この一つの態度で、二十年にわたり研究・講演・教育に取り組んできました。人権の文脈では安易な自己責任論を脱すること、企業の文脈ではAI活用の定着とエンパワメントを。応用先は違っても、やっていることは一つです。子ども・大人のデジタル利用、SNS・情報リテラシー、生成AIの組織活用、デジタル社会と人権などをテーマに、研究・講演・政策提言を行っています。
現在の立場
ソーシャルメディアでの発信
略歴
- 東京都生まれ。兵庫県芦屋市、宮城県仙台市などで育つ。
- 早稲田大学社会科学部卒業
- 住友金属工業株式会社にて勤務(〜2001年)
- トレンドマイクロ株式会社にて勤務(〜2003年)
- ネットスター株式会社にて勤務(〜2011年)。広報部長(渉外担当)として省庁・自治体の会議委員などを務める(報道記事例)
- ピットクルー株式会社にて勤務。インターネット利用者行動研究室 室長(〜2017年)
- 2014年 一般社団法人セーファーインターネット協会にてネットセーフティ教育プログラムを立ち上げ、カリキュラム企画・制作・運営を担当(〜2026年)
- 2018年 株式会社ミヤノモリ・ラボラトリーを設立
- 2021年 放送大学大学院文化科学研究科文化科学専攻(心理と教育領域)修士課程修了(修士(学術))
プライベート
インターネット利用者の行動変容を支援
いまから20年以上前、コンピュータウイルス対策やフィルタリングといった情報セキュリティ分野で仕事をしていました。そこで学んだのは、どんな高価なデバイスやシステムを導入してもそれだけでは何も変わらない、利用者の知識習得と行動変容がカギを握っているということ。
たとえば保護者は、わが子にネットをどのように与えるとうまくいくのか。誰もが避けて通れないにも関わらず、とても学びにくい子育て課題の一つです。
また大人自身も、オンライン消費トラブルや詐欺被害に遭いたくない。仕事で成果を上げたり、豊かな毎日を過ごすためには、生成AIを含む、インターネットでの情報収集や情報発信の力を高めることも期待されています。にもかかわらず、利活用の本当のポイントを学べる機会は案外少ない。
失敗を本人の意識のせいにするのではなく、人の心理と仕組みの側から捉え直す。だからわたくしは今日も、システムの側ではなく、インターネット利用者の側に焦点を合わせ、その支援のための活動に、さまざまな立場から取り組んでいます。