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家庭教育支援指導者向けの研修会で講話・演習を担当しました

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  今年度も秋田県生涯学習センターさんにお邪魔して、講師を担当することができました。 レポート記事が子どもネット研のウェブサイトに公開されています。 よろしければご覧ください。 https://www.child-safenet.jp/activity/3283/

中小企業庁の情報セキュリティセミナーに登壇します

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 セキュリティが前面に出たイベントに登壇するのは、なんだか本当に久しぶりな気がします。しかもリアル会場!わくわくしますね。 情報モラル啓発セミナー in 北海道(札幌) https://www.j-moral.go.jp/seminar/hokkaido/ 主催:中小企業庁/北海道経済産業局 運営:ハイパーネットワーク社会研究所 日時:2024年11月7日(木)13時半〜16時 会場:ACU札幌(アスティ45内)|オンライン参加も可能 企業の情報セキュリティ担当者には、どんなに立派な設備(ハードウェア、ソフトウェア)で備えても、「外部からの攻撃の突破口(一番弱い箇所)は中で働いているひと…」という共通の悩みがあるはずです。「セキュリティ教育が大切」とか一言で片付けられがちなんですが、それほどカンタンに人の行動は変わらないもの。わたくしからはそのあたりについての話題提供をすることになると思います。

文科省のイベントにパネリストとして参加します

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  文部科学省の「ネットモラルキャラバン隊」事業が今年度も実施されるとのことで、札幌開催分について、パネリストとして登壇することになりました。 https://school-guardian.jp/sg_event/241014sapporo/ ネット上の偽・誤情報について語らせるのであればこの人しかいない!とでもいうべき、国際大学の山口真一先生が基調講演とパネリストで参加されるとのことで、そこにご一緒できるのはとても光栄なことと思っております。 小職の役回りは、ネットセーフティ教育推進の立場からの、「偽・誤情報の捉え方、学び方、伝え方」のあたりなのでしょう。 いまから当日が楽しみです。

こども家庭庁イベントの担当動画が公開されました

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  先日ご報告した通り 、こども家庭庁のリモートイベント「青少年の非行・被害防止対策リモート講演会・座談会」に参加しております。 このイベントのメインコンテンツとなります「講演会」および「座談会」の動画について、本日から公開となりましたのでこちらでもご紹介させていただきます。 ▼該当ページはこちらです https://www.cfa.go.jp/policies/youth-kankyou/hikouhigai-gekkan/cfa-r6 ▼わたくしの担当部分の動画はそれぞれ以下のリンクで直接ご覧いただけます。 講演会 https://www.youtube.com/watch?v=U_SZ4F7rkEo 座談会 https://youtu.be/T1ZXXeyNMFs?si=SJlpOf5IPuLJ8e4C&t=1697 https://youtu.be/T1ZXXeyNMFs?si=Eg6RZ89cjrF8KNBJ&t=2392 ぜひみなさまにもご覧いただければと存じます。

こども家庭庁のリモートイベントに参加

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  日本には「青少年の非行・被害防止全国強調月間」というものがあるんです。夏休み前の7月がそれです。元々内閣府が所管していたこの月間の関連施策は、現在、こども家庭庁が主導し、関連省庁や都道府県の取り組みを取りまとめる形になっています。 その一環として、2019年度までは「青少年の非行・被害防止対策公開シンポジウム」と題したリアル開催イベントが開かれておりました。 このイベントはその後、2020年度からは「青少年の非行・被害防止対策リモート講演会・座談会」になっています。 今年度の月間の最重点課題が「インターネット利用におけるこどもの性被害等の防止」になっているためか、タカハシもご指名をいただき、一般社団法人セーファーインターネット協会(SIA)の肩書きで(自宅から笑)参加させていただきました。 この、インターネット利用におけるこどもの性被害等の防止というのは、古いようでまだまだ新しい話題です。つまり、依然として被害に遭う子どもが出続けています。 「話を聞いてくれていた彼が…」SNSの先にあった裏切りと恐怖 (2023年、NHK) 女子だけでなく、男子の被害も深刻です。 わずか6時間で息子は死んだ ネット上の性的脅迫「セクストーション」に遺族が警鐘 (2024年、BBC) 「その誘い、大丈夫?」セクストーションに気をつけて (2023年、NHK) もちろん、こうした被害の防止のため、さまざまな関係者が熱心に取り組んでいるところではありますが、なかなか難しいなと思うのは、ネット上での他者との接触について、大人の伝え方はどうしても、怖い・危ない・悪いことだからと「ダメ絶対」になりがちなところ。 でもそれって、SNSだったりゲームだったりで、一定以上のオンライン諸活動をする子どもにとっては、あんまり現実的な指針ではないんですよね。 本当に知りたいのは途中に何段階かあるはずの、「この線を超えてくるのはヤバい相手」のような、実際的な判断基準だったり、そのとき役に立つ対処行動みたいなもの。 でも、「ダメ絶対」しか言ってこない大人は、子ども視点での判断基準や対処行動に触れてはくれません。むしろ、オンライン活動は隠しておかないと叱られる。ということは、知り合った相手からの働きかけが怪しくなってきた時に、状況の共有も相談も一切できない…。これでは、大人が熱心に子どもに働きかけるほど逆効

保護者向け講演のポイントをA4サイズ2ページにまとめていただきました

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家庭教育講演会の講師として、この一月に岩手県遠野市にお邪魔した件は、 こちらでもご紹介した通り なのですが、その内容 が遠野市PTA連合会さんによってコンパクトな啓発資料として公開されておりました。 「かわらばん」第9号で紹介している、遠野市PTA連合会がまとめた広報紙を公開しています。   [ 遠野市公式ウェブサイト 文化・スポーツ・生涯学習>生涯学習>コミュニティ・スクールの推進 ] 当日の講演は正味90分間。 でもこれ、録画していただいてネットに公開したり、はたまた全文を書き起こしとかしても、当事者である保護者にはなかなか届かないと思うのです。 こうして上手に圧縮して活用いただけるのは、とても嬉しいですね。 全文はこちらでご覧いただけます。 https://www.city.tono.iwate.jp/index.cfm/48,59926,c,html/59926/20240327-165348.pdf

生徒指導担当の先生方にお話しした「SNSトラブルの理解と対応」

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Photo by Igor Omilaev on Unsplash  先日、ある自治体の学警連のみなさん向けに、60分間のオンライン講座を提供する機会をいただきました。 「学警連」というのは、学校・警察連絡協議会の略称です。なかなか聞きなれないことばですね。児童生徒の健全育成、非行防止、犯罪被害に遭わせないことを目的に、全国各地に設立されています。都道府県レベルだけでなく、警察署単位や市町村単位での組織もあります。学校側からは管理職と生徒指導担当の先生方が、警察側からは生活安全部門の担当者が参加します。そして近年は、児童生徒のインターネット利用も、もちろん学警連の本来の活動の範囲に入ります。 ちなみに、今回いただいたお題は「SNSトラブルの理解と対応」というものでした。小学校高学年から高校生まで、SNS利用がとても身近なものになっている中で、学校内でのトラブルだけでなく、学校外の相手とのトラブルも起きているわけです。 こうしたトラブルは、子どものネット利用が社会問題として、注目を集めるようになった2000年代半ばから続いているわけで、昨日今日始まったというわけではありません。 ただし、一昔前の携帯電話(ケータイ)の頃と違うのは、世の中がすっかりと「スマホありき」「ネット利用が当たり前」に変わったこと。学校すら、一人一台のコンピュータを児童生徒に配るようになったのですから。 これに伴い、学校での生徒指導の基本方針も、当初の(ケータイ/スマホやSNSを)「排除する」「できる限りデビューを遅らせる」のままではいられなくなりました。なんとかしてうまく「軟着陸させる」方法を見つけなくてはいけません。 そのためには、SNSの危険性と利用上の注意点を、しっかりと児童生徒に伝える必要があります。実際、先生方の日常的な指導に加えて、外部から講師を招いた安全教室が、どの学校でも当たり前のように行われています。 にも関わらず、先生方の目の前でSNSトラブルが起きるわけです。 「オンラインでの悪口や誹謗中傷を書いた/書かれた」 「SNS上の行き違いで友だちの仲が悪くなった」 「グループ外し」 「不適切な写真や動画をアップロードしてしまった」 「自分や他人のプライバシー情報を載せてしまった」 「隠し撮りや写り込みでの肖像権侵害」 といった話が、全国どこの地域でも聞かれます。これは、先生方は