投稿

11月, 2018の投稿を表示しています

多様化するネット動画

イメージ
#本ページは、学研Kidsnet for Parentsの連載『ネット動画とのつきあいかた』の第4回として、2018年7月24日に掲載された記事を再録したものです。

ネット動画=YouTubeという認識はもう古いのかも。
子どもたちが楽しむネット動画は、この数年でぐっと多彩になりました。最新の状況を確かめておきましょう。


専門型動画サービスの登場 前回の記事では、ネット動画とテレビの似ているところ、異なるところについてご紹介しましたが、いまネット動画は、大きな変化の時期を迎えつつあります。

その変化の一つは、動画を楽しめるサービスの多様化です。

動画といえばすぐに思い浮かぶのがYouTubeのような大型サービスですね。これらのサービスには、子どもから大人まで、だれでも必ず自分の好みの1本が見つけられると言ってもよいほどに、さまざまな動画が数多く集まっています。いわば総合型のネット動画サービスといえます。

一方で、最近では、特定の年齢層や用途だけに焦点を合わせた、専門型のネット動画サービスも生まれているのです。
たとえば「女子のための動画ファッションマガジン」というピンポイントの切り口で生まれたのがC CHANNEL(シーチャンネル)です。そこでは、スマホでの利用を想定して動画もたて型です。

また、動画の生中継・ライブ配信に特化したアプリも人気です。中高生の自己表現の場として人気のツイキャスに加え、プロのライブなどを楽しめる後発のLINE LIVEも支持を広げています。

スマホ自体の性能やネットワークの通信速度が向上したことで、動画での表現はごくあたりまえのものになりました。巨大化した総合型サービスでは満たされない、利用者のスキマ的なニーズをきめ細かく拾っていくような、魅力的な専門型動画サービスは、これからもたくさん登場してくるでしょう。

SNSでも動画があたりまえに 変化のもう一つは、InstagramやTwitter、Facebookなど主要なSNSでも、動画を楽しめるようになったことです。
初期のSNSでは、いずれも動画をそのまま投稿することはできず、YouTubeなどリンク先サイトにある動画のサムネールしか表示できませんでした。

ところがいまでは、あらかじめ撮影・編集した動画をSNSに投稿することはもちろん、スマホのSNSアプリを使い、その場から生中継・ライブ…

1/10小樽観光協会マーケティング勉強会に登壇します

イメージ
「2019年にSNSを活用するということ」と題した勉強会にて講師を担当します。

※本イベントは北海道胆振東部地震当日の2018年9月6日に開催を予定していたものです。


小樽観光協会 マーケティング勉強会
https://otaru.gr.jp/citizen/study_0110日時:2019年1月10日木曜日(13時30分〜15時30分)場所:運河プラザ 三番庫ギャラリー(小樽市色内2-1-20)
https://otaru.gr.jp/kankokyokai/guide#plaza3主催:小樽観光協会演題:「2019年にSNSを活用するということ」
チラシ画像

ネット動画とテレビの違いを知ろう

イメージ
#本ページは、学研Kidsnet for Parentsの連載『ネット動画とのつきあいかた』の第3回として、2018年6月29日に掲載された記事を再録したものです。(冒頭写真のみ、記事掲載時とは異なります)。


いま子育て中の世代も、子どものころは毎日テレビを見ていたはず。いまの子どもたちが毎日ネット動画を見ていても、心配することはないのでしょうか。

ネット動画とテレビが似ているところ 前回は、「自由に参加できる場」という子どもにとってのネット動画の魅力を掘り下げましたが、多くの保護者にとっては、「意味のないものを」「だらだら」「夜遅くまで」見ているといった現象の方が気になるところでしょう。

実のところそうした指摘は、わたしたち、いま子育て中の世代が子どものころから、テレビとのつきあい方について言われ続けてきたことです。
その後、ビデオなどの普及で、保護者は放送時間帯にしばられず、番組を録画して子どもに見せられるようになりました。さらにネットワークの発達とスマホなどの端末機器の進化により、動画をネットで見られる環境が整い、YouTubeといったネット動画が登場したわけです。

たしかにネット動画はテレビとよく似ています。

まず、テレビの前の視聴者は、スカパー!などの有料放送やNHKを除けば、おカネを払うことなく多数の選択肢のなかから好きな番組を楽しめます。そのかわり、一定時間ごとに流れるコマーシャルを拒否することはできません。

ネット動画でも、たとえばYouTubeにアップされた動画は無料で楽しむことができますが、人気動画は企業広告がついていて、それを目にしないわけにはいきません。テレビ番組もYouTubeも、広告収入で経営がなりたっているからです。

また、楽しむのにそれなりの時間がかかるのも共通するところです。

さらにテレビやネット動画では、読書のように、目的意識をもち、頭を働かせる努力はあまり求められず、逆に音や動く絵などの刺激が、われわれの注意をより強く、長くひきつけます。

結果的に、受け身の姿勢であっても、与えられる情報を長時間続けて楽しめてしまうのが、テレビやネット動画の特徴であり、大きな魅力といえるでしょう。

大人の世界でなんの気なしにテレビをつけることが習慣化しているように、子どもたちもYouTubeのアプリを立ち上げることがごく自然なこととして習慣化し…