高橋大洋

高橋大洋

人とデジタルのあいだで起きる失敗を、意識ではなく、心理と仕組みから捉え直す。
人権でも、企業のAI活用でも、やっていることは一つです。
株式会社ミヤノモリ・ラボラトリー代表 / 小樽商科大学 非常勤講師
著書『はじめてのSNS社会の歩き方』(講談社)

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こども家庭庁イベントの担当動画が公開されました

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  先日ご報告した通り 、こども家庭庁のリモートイベント「青少年の非行・被害防止対策リモート講演会・座談会」に参加しております。 このイベントのメインコンテンツとなります「講演会」および「座談会」の動画について、本日から公開となりましたのでこちらでもご紹介させていただきます。 ▼該当ページはこちらです https://www.cfa.go.jp/policies/youth-kankyou/hikouhigai-gekkan/cfa-r6 ▼わたくしの担当部分の動画はそれぞれ以下のリンクで直接ご覧いただけます。 講演会 https://www.youtube.com/watch?v=U_SZ4F7rkEo 座談会 https://youtu.be/T1ZXXeyNMFs?si=SJlpOf5IPuLJ8e4C&t=1697 https://youtu.be/T1ZXXeyNMFs?si=Eg6RZ89cjrF8KNBJ&t=2392 ぜひみなさまにもご覧いただければと存じます。

ネットでの契約やおカネの問題について考えた

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9月10日土曜日午後、たかまつ国際会議場で開かれた 香川県高等学校PTA連合会の研修会 にお邪魔してきました。文部科学省委託事業「ネットモラルキャラバン隊」の一環としての開催です。 研修会のテーマは、 本年4月から成年年齢が18歳に引き下げられ たことを受けて『 安全に賢くネットを活用できる18歳成人となるために 』。成年年齢引き下げのもたらす幅広い影響の中から、特にインターネット利用に関わる“契約”や“おカネ”について掘り下げてみようという、時宜を得た取り組みでした。 当日のわたくしの役回りは、研修会冒頭での問題提起と、2時間ほどのパネルディスカッションのコーディネートです。 パネルディスカッションにはこのテーマの専門家として、弁護士の 上沼紫野先生 と、 ECネットワーク の原田由里さんを迎え、さらに保護者代表(県高P連会長の杉本勝利さん)と、当事者として高校生のお二人も交えて、「どんなことが起きているのか」「何が問題なのか」「(高校生の周りにいる)大人には何ができるのか」を考える大切な時間となりました。 不適切な閲覧や、性暴力被害、ネットいじめや長時間利用など、これまでの青少年ネット問題については、長年に渡る様々な取り組みがあり、それぞれの問題点や対応も語り尽くされてきた感があります。言うなれば、「あとは実行するだけ」という段階でしょうか。 ところが今回のテーマとなった“インターネット上での契約やおカネ”について、当事者の子どもたちと、保護者など大人の間には、相当大きな隔たりがあるように思われます。 たとえばフリマアプリのメルカリは、サービス開始からまだ10年が経過していません。 QRコード決済のPayPayに至っては、5年未満です。とても急激な変化が続いている中、子どもの側は、毎日前に進んでいき、利便性とリスクを具体的に知り、子ども同士で共有する一方で、大人の多くは、「よく分からない」ゆえの怖さを感じたり、「これまでどおりでも、それほど困るわけではないし」という現状維持に落ちつくことで、新しいアプリやサービスの魅力すら経験できていないのではないでしょうか。 ネット利用とキャッシュレス決済について、学んだことがある保護者は少ない かくいうわたくし自身も、ネットの消費者問題についてはまだまだ勉強途中というのが本当のところで、わが家の子どもたち(高1と中1)から、...